昔の顕微鏡
W.& S. ジョーンズのポケット顕微鏡です。
1799年頃(江戸時代)に製造されたものと思われます。
これは非常に小さくてかわいい植物顕微鏡です。
ウィリアムとサミュエル・ジョーンズ(William and Samuel Jones)は、18世紀後半のロンドンで熟練した光学機器メーカーでした。
『19世紀の最初の3分の1までに製造された顕微鏡は、ジョーンズ兄弟を初めとした顕微鏡メーカーによって製造されたモデルが主流でした。アクロマチックレンズが導入される以前に世に出された最高の顕微鏡の中で、この種の顕微鏡は科学的に実用的な現代の顕微鏡の本当の始まりを表しています。』
顕微鏡史で名高い W.& S. ジョーンズの貴重な一品です。
顕微鏡
高さ約 10 cm、幅 4.8 cm、奥行き 6.5 cm
重量 89 g
顕微鏡の上部(画像7枚目)
顕微鏡の上部には小さな平板があり、3つの拡大レンズを回転させて、それらのいずれかまたはすべてを光軸に挿入することができます。
一番上の大きなレンズは凸メニスカスレンズです。下の2つのレンズは両凸レンズです。
試料ステージ(画像8枚目)
試料ステージはガラスのライフボックス(黄色矢印)になっています。
台座にW.&S.ジョーンズの刻銘があります。(画像9枚目)
標本観察像(画像10枚目)
花 一番上のレンズで観察
観察倍率 約8倍
標本観察像(画像11枚目)
花 真ん中のレンズで観察
観察倍率 約18倍
一番上のレンズはメニスカス凸レンズです(画像13枚目)。左上の方眼紙の観察像は中心から周囲までゆがんでいません。
参考として、顕微鏡に普通の凸レンズを置いて方眼紙を見ると像が歪むため球面収差が大きいことが判ります(画像14枚目)。
顕微鏡を収めたケースの内部(画像18枚目)
ケースの内側には緑色の別珍が貼られています。1本の骨製スライド標本が含まれます。
ポケット顕微鏡の詳細については
YouTube動画をご覧ください。
No.37 ①世界のアンティーク顕微鏡メドレーより
顕微鏡の夜明け【第3回】 W.&S. ジョーンズのポケット顕微鏡 4K映像
3-minute short movie Flower observation 4K video / 3分間の短い動画 花の観察 4K
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